即効性ダイエット方は存在するのか?

ダイエットにおける『即効性』の落とし穴

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●誰もが憧れる、即効性ダイエット
 多くの女性の興味を引くのが、その日のうちに、時には数分で、それこそ見ている間にサイズダウンしてしまう即効性。 もしかしたら、これこそ世紀の大発見?とも思えるようなダイエット法や、神業?とも思えるようなカリスマ○○師の施術。 こうした即効性には誰もが興味津々です。 しかし、こうした即効性は決して特別な事ではなく、誰にでも起こり得るという事をご存知でしょうか?
 例えば、ちょっとした筋力トレーニングを行うだけで、その部分は一時的にやや太くなります。 パンプアップには大げさですが、それに近い状態です。 そして次にストレッチを行うことで、緊張が解かれ整えられた状態になり、運動する前よりもやや細くなります。 これも一時的なものに過ぎませんが、その場で細くなる事には違いありません。
 こうした現象は、二の腕やウエストといった普段使わない部位ほど顕著に表れます。 特にウエストは運動+ストレッチの前と後では数センチ変化する事があります。
腰回しや腰振り運動は、自己流や間違ったやり方では股関節やヒザを痛める原因になりますので、必ずそれぞれの指導要項に従い、特にヒザの動きには注意して下さい。 また呼吸は止めないように。
 また、人間の骨格でも似たような現象が起こります。 例えば骨盤や頭蓋骨といった、動かしようが無さそうに思える骨格でも、実はガチガチの状態ではありません。 骨格には常に開閉双方向にある程度の余裕がありますので、閉じる方向に力をかければ一時的にならば閉ざす事は可能なのです。 流行の整体はまさにこれに相当します。
 しかし、骨格を形成し維持しているのはあくまでも周辺の筋肉(インナーマッスル)です。 筋肉の状態が変わらなければ、閉ざした骨格は数時間で元に戻ってしまいます。
この筋肉を整えることで徐々に体形を整えようとするのが、古くからある本来の整体です。 最近では、流行りモノと区別するために「自力整体」と呼ばれています。
●即効性のあるものほど高まる、リバウンドの危険性
 こうした日常的に起こり得る一過性の現象を、即効性がある様に装うのが“即効性ダイエット”の正体です。
 ここで注意したいのは、どの様な現象でも「即効性」が高まるほど戻るのが早く、同時にリバウンドの危険性も高まるということ。 身体に備わっている“恒常性”や“防衛機能”を無視してダイエットは達成できないのです。
 仮に、即効性のあるダイエット法が本当に存在し、それに出会うことが出来たとしたら、その効果なり結果がどの程度持続するのか、リスクは無いのか、といったことをまず確認するべきです。 なぜなら、「それが本当ならノーベル賞モノ」と言われるくらい、確率の低い存在だからです。
●身体の変化を定着させるには、少しずつ、継続的であること
 別のテーマでも触れていますが、ダイエットに限らず体形を変えようとするには、身体に備わっている“防衛機能”、“防御機能”、“恒常性機能”を無視する事は出来ません。 平たく言えば、得られたモノは少しでも蓄えようとし、使わずに済むならば使わないようにしようとしているのが私たちの身体です。 即効性ダイエットを繰り返した身体は油断し、筋肉を使わずに脂肪を溜め込む様になってしまいます。
 こうした状況を避けるには、変化は少しずつ、脂肪を減らす前に筋肉を育てる事です。 そうする事で徐々に燃焼効率の良い「身体」が作られます。
 燃焼効率の良い身体は、少々食べ過ぎても太りませんし、一時的に太っても戻るのが早いのです。 これは一時的に痩せてもすぐ戻るのと同じです。
 そうは言うものの、今まで入らなかったジーンズが「30分後に履けるようになる」としたら試してみたくなるのも無理はありません。 それを止めようという事ではなく、「30分後はわかりましたが、明日はどうなってますか?」と疑問を抱くこと、尋ねてみることが大切なのです。
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